文化・芸術

2010年10月 1日 (金)

乾いた砂漠にオアシスを

親友が作家デビューしました。
その名は「ジョン・ザ・スクリーマー」。
愛と平和を叫ぶ者、ジョン・レノンからの由来だそうです。

彼の処女作「乾いた砂漠にオアシスを」。
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文芸社。税込み1050円。全国全ての書店で注文可。
電子書籍は、一ダウンロード300円。

児童虐待、精神障がい…
心に傷を負った人たちの懸命に生きる姿。
愛情、希望を得て、前向きに変わっていく姿。
人として、今、何が必要なのか!!
現代社会を生きる人間にとって、もっとも必要なものをうったえかけている作品。と感じました。
登場する人物のあったかい心やひたむきな姿にホロッときました。

物語の中の描写は、まさに自分が児童福祉司をやっていた頃、目の当たりにした光景。
助けを必要としている子供、大人。
いろんなことを思い出しました。

ネットでも販売されてますので、ぜひ読んでくださいね!
過酷な描写もありますが、それもまた目を逸らすことはできない現代社会の真実。
きっと読んだ人の心に深い感動が刻まれると思います。
よろしくお願いします。

そしてもうひとつのメッセージ。
統合失調症患者を特別視しないということ。

作者の彼は統合失調症を患っていますが、堂々と公表しての作家デビューです。
僕はそういった意味では彼を特別視してません。
まだ発症していなかった大学時代、一緒にバカをやって、一緒に夢を見た。その頃も今も何ら変わりなく、これからも変わりなく、の親友です。
そういや、福岡から東京の文芸社に打ち合わせに来た時もうちに泊まっていきました(笑)

人間、生きていれば、いろいろありますよね。

しかし…人生はおもしろい。
まさか友達が作家になろうとは…。
文学部でしたから、まあ、あり得なくはないんですが…
でも、やっぱり、まさかだ(笑)

もうすぐ行われる朗読公演で読まれる「つゆのひぬま」とも相通ずる、どん底の人生をひた向きに生きる人が希望を見出していくストーリー。

好きですわ。

「あんたが報われなきゃ、世の中おかしいよ!!」
そういう、あり得ないような境遇で、がんばって生きている人々がたくさんいるんだ。

いろんなことを思わせてもらって、思い出させてもらって、ありがとう。
の親友の作品でした。

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2009年3月21日 (土)

ふわり

昨夜はお世話になってる役者さん、保倉大朔さんの二人芝居「ふわり」を観てきました。

素敵なギャラリーの空間で、これまた素敵なストーリー。
懐かしい大切な人達を思い出させてもらえる、いいお芝居でした。

痛い目にあって、臆病になってる自分。
いるいる。
でもビビッて出会いや経験を放棄するのではなく、強くなってどんどん前に進んでいかねばなりませんね。
いいこともいやなことも、全部引き受けるぞー!
ってね。
気づかれないながらも、見守ってくれている存在はある。
限られた人生のひとつひとつの出会いを大切にしなきゃ。

こんなことを思わせてもらえるお芝居、好きです。

21,22日と、昼夜公演があっていますので、お時間ある方は行ってみて、ほっこりされるのもいいのではないでしょうか。

僕はこの連休もお芝居と音楽を合わせて来週末に備えております。
星のしずく、歌詞がいいです。
曲もさわやかでいい感じにできたと思いますよ~。
本番が楽しみです。

ところで、ひとつ。
昨日「試聴」コーナー作りましたが、ファイル形式が汎用性の高いものではなかったので、聴けなかった方もいたかもしれませんが、今日ファイルを差し替えましたので、聴けなかった方は再度お試しくださいませm(_ _)m

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2009年2月24日 (火)

未来の

先日、上野の東京都美術館にいってきました。

親戚の子の作品が展示されているとのこと。
公立学校の都展に出展されるとは!
我が事ではないですが、誇らしいですね。
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さて中に入ってみると、小学生から高校生までの美術品がところ狭しと展示されてました。
お目当ての作品を見たらすぐに帰ろうかと思っていたのですが、おもしろい作品が多すぎて、2時間近く見てしまいました。

すごかった。
未来の画家、陶芸家、デザイナー、書家、彫刻家…
才能達が集まっていて、びっくりしました。
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お目当ての作品「セロ弾きのゴーシュ」。
小2で、この表現力!
いい感じに音楽に入り込んでいるように見えますね~。
自分の弾く姿勢としても、参考にさせていただきます(笑)

その後、鑑賞していて心をわしづかみにされた作品がこれ。
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「さすがの風神様も、奥さんには…」
うわ~。めっちゃ逃げとる。
写実的で立派な風神の絵の中に突然現れ…不意打ちでした。
どうやら未来のコメディアンも紛れているようです。
おかげで、静かな館内でひとり笑ってる姿を周りから怪しい目でみられました。
でも、こんなユーモアあふれる作品が都展にもあるって捨てたもんじゃないなー、と思いました(笑)

子供たちの美術品を見て、人間ならではの「想像、創造」活動ってのをいろいろ考えさせられて、いい刺激をもらいました。

ポカポカ陽気で、上野公園を散策しました。
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もう咲き始めている桜もありましたよ。
青い空と桜の色。日本に生まれてよかったー。

春は近いですね。

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2009年1月18日 (日)

袋小路

袋小路に迷い込んでるのは僕でして。

綾小路きみまろさん。
最近世間が大注目しているこの人に、僕もはまってます。
あら?
もう中高年にさしかかってるのか、おれは?

潜伏期間30年。漫談CD100万枚突破。手売りやすべてのCDの合計をすると推定300万枚も売れているというではないですか!
人の心を満たすのに、不況も世知辛い世の中もないんですね。

「きみまろ?知らねーやーい。」
そういうあなたも笑ってしまうでしょう。
その顔で。
思わず笑ってしまったでしょう。
その顔で。

テレビにもよく出てますね。
つい最近友人にきみまろさんの本を借りて読んだんです。
おもろかったです。
お得意の熟年夫婦ネタから人生そのものに話題を広げて、軽いシャレの中に重みのある言葉が隠れている、すてきな本でした。
きみまろさんは苦労の身についた人なんですね。(苦労してない自分が言うのもなんですがsweat01

「潜伏期間30年。売れる前に…ハゲマシタ。」
その言葉、自分も額に手をあてて一番ドキッとしてしまいました。
でもきみまろさんはその言葉でみんなを励ました。
…ん、イマイチ。

いずれにしても、このような優れた芸人さんからも学んで、楽しいライブに生かさねば!と思ったりするわけです。
その顔で。

※本日の文章にはきみまろ的表現が含まれております。気に障られた方、ご容赦を。

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2009年1月 5日 (月)

ミスサイゴン@博多座

ミス・サイゴンを博多座で観劇してきました!

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2回目の観劇でしたが、いいものはいい。

感動。鳥肌立ちっぱなしでした。

愛、命、戦争… 考えさせられることばかりです。

ミスサイゴン感謝ライブのために、何度も何度も繰り返し聞いた歌が次々と流れ、苦労して体得した変拍子の曲が流れ、思わずハモリパートを口ずさんだり、自分の曲でもないのに、指が勝手に動いてリズムをとったりしてました(笑)

博多での公演ということで「ここはベトナムの中州ですよ~」「せからしか~」などのアドリブ台詞も入って笑いもあり、かなりいい感じでした。

でも何より知り合いの役者さんが頑張っている姿を見るのが一番の楽しみ、励みになりますね。

感謝ライブでお世話になったクリス役の藤岡正明さん、のびのびと歌っていました。のびやかで艶のある歌声、とっても素敵でした。

クラブのオーナー役の土屋研二さん、個性的なキャラで笑いを誘っていました。エンジニアの橋本さんとの絡みもいいかけあいでした~。

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楽屋におじゃまして土屋さん、藤岡さんと。博多のうまいもんくって、精をつけてがんばってくださいね~!!

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観劇後、すごい偶然がありました。感謝ライブにて共演したトゥイ役の神田恭兵さんとパーカッショニストの河野菌ちゃんが飲む予定だと。関東在住のメンバーなのに、博多で新年会をすることになり、楽しい時間を過ごしました!

すごい偶然だったなあ。

またこのつながりを大事にして、いろんなライブができるといいなあ、と思います。

今日はミュージカル俳優さんたちに刺激を受けて、ミスサイゴンという作品に究極の愛を考えさせられて、偶然に感謝して… とても充実した日でした。

3月15日まで博多座ロングラン公演ですので、九州在住の方で興味のある方は、ぜひぜひ観劇して感激してください!すごいおすすめですよ!

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2008年12月 5日 (金)

ファンクラブ

はい。もちろん僕のファンクラブのことではないですし、そんなもの存在しておりませ~ん。不安クラブならあるかもしれません(笑)

観劇してまいりました。
ミュージカル「ミス・サイゴン」「ラ・マンチャの男」などで活躍されている土屋研二さんの旗揚げ劇団 東京LOFE&HEACE の第2回公演「ファンクラブ」です。
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大満足。笑いこらえきれなかったなあ。
役者さんそれぞれのキャラが立っててよかった!
思惑あり、勘違いありのプロポーズ大作戦。
笑いあり、涙ありのいいお芝居でしたよ。
日曜まであっているようです。
お薦めですよ~。

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つっけんさんがんばれ~。

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2008年11月17日 (月)

CARE WAVE AID

CARE WAVE AID Vol.3」観劇してまいりました。

CARE WAVE = 人を思いやる波・波紋

昨年日本で発足した実行委員会によるチャリティー・ミュージカル公演です。ニューヨーク・ブロードウェイのプロアーティスト達によるエイズ撲滅のためのボランティア活動にヒントを得たようです。

寄付もできて、ミュージカルも見られる!とてもいい公演ではないか!と、行ったはいいものの、平和ボケしてる僕には、喉もとに刃物を突きつけられるような内容でした。

アフリカ問題を取り上げた内容でした。先進諸国との歴史的構図、民族問題、食糧問題、医療問題…。 大量虐殺、少年兵、性的搾取、蔓延するエイズ… アフリカのこども達の写真をバックに、目も当てられない現状が次々と表現されていきました。この公演には多くのこども達も参加してましたが、こどもの歌声には心をえぐられるような気持ちになったなあ。

字面では毎日のように見ているこれらの問題。でも字面では、ここまで心はえぐられないし、感動しないですよね。生身の人間が訴えかけるという、舞台・ライブならではの価値、説得力がそこにあって、本当に行ってよかった。

日本でも少しずつチャリティーライブなど、芸術+ボランティア活動が増えてきていますが、これからもっと盛んになるといいですね。

この公演は出演者、ミュージシャンも超一流の方々でしたよ。先日のサイゴンライブお世話になったミュージカル俳優の横田さん、神田さんもしっかり歌い伝えていました。あまりの立派な姿に誇らしく思えたなあ。。自分がやってるわけでもないのに(笑)

僕も芸を磨いて磨いて「いつかは見る側からやる側になって貢献したいっ!!」と思ったのでした。

こんないい公演はもっとみんなに知られて、もっと見てもらいたいな。平和のためには直視しなければいけない事実もある。次回公演は、このブログでも事前にお知らせしますので、興味ある方はぜひ一緒に行きましょうね!

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2008年9月21日 (日)

愛で計ってみたら…

最近はミュージカルに興味が出てきまして。
ちょっと前までは、食わず嫌いという感じだったのですが、最近は直に劇場で観劇したりしたことで、そのすばらしさに気づきました。
で、最近、知り合いに『RENT』を薦められまして、借りて観ました。

この作品には魂が乗り移ってる。
さまざまな葛藤のなかで最期を迎えたHIV患者達の魂。
作品の公開初日という日に劇的な急逝をとげた作者ジョナサン・ラーソン氏の魂。
明日もわからない命。今日という日を懸命に生きる。
「あなたは一年という月日を何で計る?愛した時間で計ってみたらどう…?」
ブロードウェイで12年のロングランだった訳がわかりました。
また心の畑を耕していただきました。
すばらしい愛にあふれた作品に感謝です。

で。
今日は親戚と久々の再会がありまして。
空間デザイナー志望で留学していたという彼から、ありがたいおみやげをいただきました。
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世界3大ガッカリのひとつ、小便小僧? 僕、本場ベルギー出身だよ~

このコルク小僧と、芳醇な赤ワインで、愛ある時間を過ごすのは、いつになることか…

愛で時間を計るなら、僕の時間は当分進みそうにない…と断言できます(笑)

何だこのオチ。

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2008年9月 1日 (月)

闇と光

宇梶剛士さん主催の劇団「PATHOS PACK」の公演「クリフ・パーティー」を見てきました。
作・演出、宇梶さん。

闇の中にある人達が、ビルの屋上という崖っぷちの場所での交流の中で人の温かさを再確認していく。生きる希望を見つけていく。
とってもやさしい作品でした。

人間として生きている以上、この世は、主観的なもんだと思う。
同じ時間、この瞬間に、闇の中にある人もいれば、光の中にいる人もいる。
光あればこそ、闇を知ることもでき、闇あればこそ、光を感じることもできる。

この世は、つらく、苦しく、厳しく、寂しく、悲しく …
この世は、温かく、楽しく、心地よく、嬉しく、喜ばしく …

どちらも、真実。

闇に絶望して、崖っぷちから飛び降りるのではなく、
崖っぷちで、這いつくばってでも、闇に耐え、光を感じながら生きていかなきゃですね。

いろいろと自分のことも回顧させていただきました。

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宇梶さん、「人の痛み」をたくさん知ってる、とても強くてやさしい人だと感じました。
ありがとうございました。

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2008年8月28日 (木)

Miss Saigon

観劇してまいりました。
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ミュージカル・ミスサイゴン。
お知り合いの役者さん3名ご出演ですが、今回はそのうち2人が出演の赤組公演。
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横田裕市さん に 水越友紀さん。

前列中央の席で、役者さんたちの歌もオーケストラの生演奏もビシビシ体に伝わってきました。舞台上は大型セットのダイナミックな配置転換に、カーテンと光の使い方の絶妙さ、優美、絢爛、混沌…すっかり引き込まれてしまいました。

戦争という過酷な環境で生まれたドラマ。
男女の愛、親の愛、人間の愛… いろいろ考えさせられました。

カーテンコールでは思わず手を振ったり、投げられた花束をキャッチしてしまったり…
あら?おれってミーハー?
という感じでした(笑)

楽屋前にて、役者3人で、パシャリ!役者3人…?
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いやあ、これ見て気づいたんですが、役者さんと一緒に写真撮るもんじゃないです。
なぜなら、知らず知らずのうちに自分が「引き立て役」という役者やってますから…
…はい、山田くーん、座布団全部持ってってー(笑)

青組のつっけんさんこと土屋研二さんも稽古場から出てきてくれました~。
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ワイルドさが増しておりますね~。
青組も見に行きますね~!

横田さん、水越くん、本当にいいものを見せていただいてありがとうございました。
益々の活躍を祈っております。10月まで体を大切にして、がんばってくださいねー!

ミスサイゴン。帝劇にて10月23日まであっておりますので、感動を味わいたい方はぜひ行かれてみてください!

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